娘が「脱毛したい!」と言いだしたら?保護者が覚えておきたい脱毛のこと

アイキャッチ

思春期を迎えた子どもたちのなかには、腕や脚、ワキのムダ毛を気にするあまりに「脱毛したい」と訴える子が少なくありません。中高生に脱毛なんて早すぎるのでは?と思うかもしれませんが、それは昔の話。最近では、中高生から脱毛スタートする子もじわじわと増えているのが実情です。高校生の娘から「脱毛したい!」と言われたとき、保護者として知っておきたい脱毛知識をご紹介します。

目次

脱毛はいつからOK?高校生の脱毛で知っておきたいこと

格安脱毛サロンの急増で脱毛がぐっと身近になった昨今、中高生など早い時期から脱毛をスタートする子が増えてきています。
ムダ毛の悩みはナイーブな問題だからこそ、もしもわが子から「脱毛したい」という申し出があった場合、頭ごなしに否定するのではなく、親身になって聞いてあげたいもの。まずは、親として知っておきたい脱毛の基本をレクチャーします。

脱毛は何歳からできる?

では、脱毛は何歳からスタートすることができるのでしょうか。実は、脱毛可能な年齢は脱毛サロンによって異なります。年齢制限を設けず3歳の幼い子でも脱毛OKとしているところもあれば、16歳以上など年齢制限を設けているサロンもあるので、まずは事前にサロンの脱毛可能年齢を確認しておく必要があります。
また、脱毛可能年齢に達している場合でも「生理が順調に来ているかどうか」や「初潮を迎えているかどうか」を条件に掲げているサロンもありますので、こちらも合わせて確認しておきましょう。

ホルモンバランスと脱毛の関係性

保護者が高校生の娘の脱毛に反対する大きな理由に「成長期真っ只中の肌へ照射することへの不安」が挙げられます。高校生のうちに脱毛することで悪影響があるのでは…という不安から、脱毛に反対する保護者が多いのが実情です。たしかに、16歳以上(高校生以上)と年齢制限を設けている脱毛サロンは多く、「中学生はNGで高校生ならOKってどういうこと?」と疑問に思うかもしれません。
中学生の場合、初潮を迎えて間もない子が多く、ホルモンバランスの変化による毛の状態が安定していない状態です。この時期に脱毛施術を受けることも可能ですが、また毛が生えてきてしまう可能性が高く、せっかく脱毛をしてもその効果が十分に得られないケースがあります。
一般的に高校生になるころにはホルモンバランスが安定しているため、「脱毛は16歳から」としているサロンが多いのです。
とはいえ、中学生のうちに脱毛をしたからといって成長を妨げるということはなく、肌への影響も控えめです。カミソリで自己処理を繰り返し、肌荒れを起こしてしまう状態が続いているのであれば、いっそ脱毛をしたほうが肌のためにはいいと考える人も多いのが実情です。

脱毛サロンの脱毛方法は大きく分けて2種類

脱毛サロンで主流の脱毛方法は大きく分けて「IPL方式」と「SHR方式」の2種類。いったい何が違うのでしょうか。その仕組みを簡単に解説します。

脱毛サロンのオーソドックスな脱毛方法「IPL方式」

「IPL方式」は、脱毛サロンで現在主流となっている脱毛方法。黒色(メラニン色素)に反応する特殊な光を脱毛したい部位に照射し、毛根に高温の熱を加えることでダメージを与えて脱毛を促す仕組みです。
医療機関で行われている医療レーザー脱毛と比較すると痛みは控えめですが、輪ゴムではじいた程度の軽い痛みを感じるのが一般的。

IPL方式は毛の生えかわる周期に合わせて照射を受ける必要があるため、2ヵ月に一度のペースで通うのが基本。脱毛完了までにかかる照射回数は部位によって異なりますが、18回前後(3年)かかると考えておくのがいいでしょう。

痛みなしで肌にやさしい「SHR方式」

「SHR方式」は、近年導入サロンが急速に増えている新方式の脱毛方法。高熱の光で毛根にアプローチするIPL方式とは異なり、SHR方式の場合、温かな光をじんわりと毛根の奥に浸透させることでじっくりと発毛を抑制するという仕組みです。
IPL方式の脱毛のように熱による痛みもなく、体温程度の熱が加わるだけですので「温かい」と思っているあいだに施術が終わるのが嬉しいところです。
また、毛の周期にかかわらず施術できるので、サロンによっては2週間に一度のペースで通える「短期集中コース」を用意しているところもあります。
IPL方式よりも痛みが少なく、日焼け肌などにも対応できるのがSHR方式の魅力。肌トラブルのリスクが高い高校生だからこそ、肌にやさしいSHR方式を採用しているサロンを選ぶのもおすすめです。

高校生のうちに脱毛をはじめるメリット3つ

「早すぎるのでは」と思われがちな高校生の脱毛ですが、高校生のうちだからこそ済ませておくべき理由もあります。

1.自己処理による肌トラブルから解放される

制服や体操着、水泳の時間の水着など肌を露出しなければならない機会が多い高校生。ムダ毛を気にするあまりに、毎晩お風呂で自己処理をしてしまう…となると、心配なのはカミソリによる肌トラブルではないでしょうか。長期にわたってカミソリによる自己処理を続けてしまうよりは、早い段階で脱毛に踏み切ったほうが肌への負担は少なくて済みます。

2.お得に脱毛できる「学割」の適用を受けられる

脱毛サロンによっては、学生証の提示で通常価格よりも安く脱毛を受けられる「学割」を実施しているところがあります。当たり前のことですが、学割の適用を受けられるのは学生のあいだだけ。学生の時期にスタートしたほうがトータルでかかる価格を抑えられるというメリットがあります。

3.脱毛スケジュールを組みやすい

脱毛は一定の周期で何度も通う必要があるもの。放課後や夏休み・冬休みといった長期休暇など、時間をつくりやすい高校生のほうがスムーズに通うことができます。

まとめ

ムダ毛の悩みはコンプレックスになりやすく、できれば解消してあげたいのが親心。現在の脱毛方法は高校生でも安全に脱毛できるので安心ですが、それでも不安が残る場合は、まず一緒にカウンセリングに出かけてみることをおすすめします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

20以上の脱毛サロン・クリニックを実際に体験。料金や効果など読者の方にわかりやすく解説しています。

目次